2023年5月22日の『激レアさんを連れてきた。』は
野口聡一さんが宇宙で食べたサバ缶を14年かけて作った学校の先生
ということで福井県立若狭高等学校で教師をしている小坂康之さんが出演されます。
今回は小坂康之さんの
・出身や学歴に経歴は?
・家族は?
・サバ缶について
ということについてお伝えしていきたいと思います。
小坂康之(若狭高校)の出身や学歴に経歴は?
出身は?
小坂康之さんの出身地は神奈川県です。
学生時代はスキューバダイビングが好きで、スキューバダイビングができる高校として水産高校を紹介してもらったそうです。
そして福井県立小浜水産高等学校(現・福井県立若狭高等学校)に赴任します。
学歴は?
高校:神奈川県立川和高等学校
大学:東京水産大学水産学部(現・東京海洋大学)
福井県立小浜高等学校に赴任後に教師をしながら福井大学教職大学院、福井県立大学大学院生物資源学研究科修了しています。
大学院ではサバへしこの製造技術と品質形成について研究していたそうです。
経歴は?
小坂康之さんは子供の頃から海が好きだったそうで、将来は海に携わる仕事をしたいということで、東京水産大学水産学部(現・東京海洋大学)へ進学します。
大学ではスキューバダイビングが始め、各地の環境調査などのアルバイトをしていたそうです。
須賀次郎さん(日本の潜水の第一人者)のお手伝いをしているときに、潜水やスカイダイビングに関わる仕事として水産高校の教師を教えてもらったそうです。
水産高校の教諭の募集は当時少なかったそうで、その中に福井県立小浜水産高等学校があり、赴任することが決まります。
学校の授業でへしこの授業を行うことを先輩教師に勧められたことがキッカケで、
へしこの研究を福井大学教職大学院、福井県立大学大学院生物資源学研究科で修了することになります。
へしことは、青魚に塩を振って塩漬けにし、さらに糠漬けにした郷土料理、および水産加工品である。若狭地方(福井県南部)および京都府丹後半島の伝統料理で、越冬の保存食として重宝されている。
引用:wikipedia
小坂康之さんはへしこ博士とも呼ばれています。
高校の教諭としては
生徒と研究プロジェクトを行い、研究コンクールで優勝したり、(地域と連携した海の再生活動や地域食材を利用した商品開発など)
サバ缶の宇宙食の開発をされる
などなど様々な実績を残されています。
文部科学大臣優秀教職員、福井県優秀教職員、授業名人に選ばれています。
プロフィールまとめ
次回の #激レアさん は
宇宙飛行士の野口聡一さんが
宇宙で食べたサバ缶を
14年かけて作った学校の先生!普通の先生と高校生が
実習で宇宙食開発の快挙!歴代の生徒300人による
執念のバトンリレーに#若槻千夏 さん#ロバート #秋山竜次 さんも興奮! pic.twitter.com/u7VhF4n2Yv— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) May 16, 2023
名前:小坂康之(こさかやすゆき)
生年月日:1977年生まれ
年齢:45or46歳(2023年5月時点)
出身地:神奈川県
居住地:福井県
学歴:神奈川県立川和高等学校、東京水産大学水産学部、福井大学教職大学院、福井県立大学大学院生物資源学研究科修了
現職:福井県立若狭高等学校 海洋科学科 教諭
小坂康之の家族は?
小坂康之さんはご結婚されていて、娘さんが2人いるそうです。
現在も福井県立若狭高等学校で教鞭をとっていますし、福井県小浜市の海や自然の豊かな土地でご家族と一緒に過ごされているんですね。
サバ缶について
野口聡一が宇宙で紹介したサバ缶
福井県立若狭高等学校の作った宇宙食・サバ缶は
若狭宇宙鯖缶です。
若狭高校生による「若狭宇宙鯖缶」メッチャ美味しかった~!! pic.twitter.com/ekOuq4W5qK
— 寺井COD (@CODfukui) July 15, 2022
パッケージもかっこいいですよね!
サバ缶ができるまで
宇宙食サバ缶の開発のキッカケ
福井県立小浜水産高等学校でサバ缶作りにNASA(アメリカ航空宇宙局)のの衛生基準を取り入れることになります。
宇宙食では特別に注意しなければならないことが色々あります。
「宇宙日本食」の認証基準の制定について 平成18年12月5日 宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士へ供給するための宇宙食の認証基準を整備いたしましたのでお知らせいたします。
この認証基準は、日本国内で製造された食品について、衛生面、栄養面、品質面に加え、ISSへの供給という特殊性を考慮し、保存面、調理面、無重量環境での摂食性などについて要求事項を規定したものです。今後、食品メーカなどから提案される食品について当該基準に基づき審査を行い、基準を満足する食品については、「宇宙日本食」として認証を行います。
「宇宙日本食」については、ISSに滞在する宇宙飛行士が搭載宇宙食として選定した場合、ISSに運ばれ滞在期間中の食事メニューに加えられます。
引用:JAXA
NASAの衛生基準を取り入れたときに
「宇宙食つくれるんちゃう?」と言ったことがキッカケで14年間にも渡る宇宙食サバ缶の開発が行われることになります。
学校存続の危機
サバの缶詰の開発を始めたときには、「福井県立小浜水産高等学校」でした。
現在は「福井県立若狭高等学校」になっていますよね。
学校が統合されることになった時には開発はもちろん学校の存続の危機になったということです。
「福井県立若狭高等学校」で海洋科学科として存続していくことなります。
書籍化
サバ缶ができるまでの話は書籍になっています。
・さばの缶づめ、宇宙へいく
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・宇宙食になったサバ缶
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まとめ
今回は『激レアさんを連れてきた。』に出演される若狭高校の教諭の小坂康之さんについてお伝えしました。
小坂康之さんは14年かけてサバ缶を完成させたのは、本当にスゴイですよね!
関わった生徒さんのみなさんも完成したときには嬉しかったでしょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。