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遠藤正己(駒師)の出身や学歴のプロフィールに経歴は?寉峯作の駒についても

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2020年7月20日に放送される「逆転人生」には駒師の遠藤正己さんが出演されます。

遠藤さんは59歳から将棋の駒を作り始め、数年で将棋のタイトル戦にご自身の駒が使われるほどの腕前になっているんですよね!

遠藤正己さんは駒師としては【遠藤寉峯(えんどうかくほう)】として活躍されています!

今回は

・遠藤正己(駒師)の出身

・学歴

・プロフィール

・経歴

・寉峯作の駒

についてお伝えしていきたいと思います。

それではさっそく本題に入っていきましょう。

遠藤正己(駒師)の出身や学歴のプロフィールに経歴は?

出身

遠藤正己さんの出身地は【東京都】です。

父親が地方公務員だったことから、転勤で幼少期に山梨県に引っ越して高校卒業までは山梨県で過ごしています。山梨県内を何度も引っ越しているそうです。

学歴

遠藤正己さんの学歴について調べてみましたが、出身の中学や高校などの情報はありませんでした。

高校卒業後は山梨から上京して、東京のパブでアルバイトをしていたそうです。

大学に行っていたという話はありませんでしたが、大学に行きながらアルバイトをしていたのでしょうか?

また詳しいことがわかり次第追記していきたいと思います。

プロフィールまとめ

*プロフィール

名前:遠藤正己(えんどうまさみ)

駒師での名前:遠藤寉峯(えんどうかくほう)

生まれ:1952年

年齢:67.8歳

出身地:東京都

育ち:山梨県

趣味:ゲーム、プラモデル

経歴

遠藤正己さんは高校卒業後、パブのアルバイトをしていました。

パブで飲食店に関わったことで、将来は自分の店を持つことが目標になったそうです。

パブで芸能プロダクションの社長さんと知り合ったことで、ギターの弾き語りをしていたこともあります。

ギターの弾き語りで地方のナイトクラブを回っているときに、秋田県でお客さんとして来ていた奥さんに出会い、一目惚れして結婚されています。

結婚後は子宝にも恵まれて、奥さんが3人目を妊娠中、遠藤さんが29歳の時に山梨県に戻っています。

そして、自動車販売の営業職などを経て、31歳の時に独立して居酒屋『龍』を開業しています。

44歳の時に奥さんが交通事故で亡くなってしまったそうです。

そこからは何をやってもうまくいかなかったそうで、経営していた居酒屋も2年後に閉店しています。

その後は職を転々として、

・パブレストラン

・スーパーの総菜係

・ゴルフ場のレストラン

・テイクアウト寿司店の支配人

・コンビニ

・焼肉

・温泉施設

・配達

・製麺所

・日本料理店

等々、15年程で20回以上転職を経験されています。

60歳が近づいて来た頃に、遠藤さんのお母さんに介護が必要になります。

家を空けずに仕事がしたいと考えて、思いついたのが【将棋サロン】でした。

元々将棋が好きだったことに加えて、定年後にみんなが集まる場所があればと考えたそうです。

将棋盤や駒をネットオークションで買い集めているときに「富士駒の会」に出会います。

「富士駒の会」は静岡県富士宮市を拠点とする将棋駒製作のグループで、大澤建夫(駒師:富月)さんが指導しているアマチュアの会で現在ではプロの駒師も輩出してます。

「富士駒の会」の展示即売会で遠藤さんが将棋を見ているときに、

「気に入ったのがなければ、自分で作ってみればいいじゃないですか。私がちゃんと教えますよ。」

と声をかけたのが、大澤建夫(駒師:富月)さんでした。

この出会いがきっかけで遠藤さんは59歳から大澤建夫さんを師匠に駒師の道に進むことになりました。

2018年11月・遠藤さんが66歳の時に将棋のタイトル戦「竜王戦」の第3局で、遠藤さんが作った駒が使われています!

59歳で駒師になって66歳の時にタイトル戦で駒が使われるということは、駒師歴7年程というのでスゴイですよね!

寉峯作の駒について

将棋の駒について

将棋の駒は大きく分けて

・書き駒…ベースになる木地に直接字を書く(一番安いと言われるもの)

・堀り駒…彫刻刀で文字を掘って漆で色を塗る(中級品)

・掘り埋め駒…彫刻刀で文字を掘って溝に漆を埋めて平らにしたもの(上級品)

・盛り上げ駒…「堀り埋め駒」の上にさらに漆を盛って文字を浮き上がらせたもの(最上級品)

の4つの種類があります。

遠藤さんが作っている駒は最上級品の【盛り上げ駒】になります!

盛り上げ駒は作るのにも高い技術が必要になるということで、途中で挫折する人も多いそうです!

遠藤さんがこれまでに経験してきたことが駒づくりに活かされているそうです。

彫刻刀での細かい作業は、これまで料理人として刃物を扱ってきたこと

漆で駒に文字を書いていく作業は、趣味の釣りで浮きを手作りする時に漆を扱っていたこと

このことが、遠藤さんの駒作りの作業の土台になっているんですね!

特に漆を塗る作業は漆を扱うのが本当に難しく、それだけでも10年間は修業しなければいけないほどなんだそうです。

遠藤さんは漆を習得するのにかかった期間は6ヶ月程だったというので驚きですよね!

遠藤さんはお母さんの介護をしながら、午後20時から午前2時まで駒作りをして、2か月かけてひと組作ることができるというので、集中力と持久力がいりますよね!

竜王戦で駒が使われるまで

将棋の駒を作り始めてから3年目に、師匠の大澤建夫さんが日本将棋連盟の方に紹介してくれたことがキッカケで、日本将棋連盟の売店に駒を置いてもらうことになります。

2018年の「竜王戦」では遠藤さんに「駒を作ってみて下さい」と依頼が入り、2組納めています。

タイトル戦ではいくつかある駒の候補の名から、棋士が手に取って話し合いで決めるそうです。

この時の竜王戦は羽生善治さんと広瀬章人さんでした。

この時に用意されていた駒が2組あり、どちらも遠藤さんが作られた駒だったそうなので、スゴイですよね!

遠藤さんの駒について羽生さんは

「全体的に非常にすっきりとして駒なので、対局としても使いやすい駒だと思っています」

と話しています。

遠藤寉峯作の将棋は

一般社団法人 将棋を未来へ

のHPで購入することができます。

価格は32万円から38万円となっていました!

まとめ

今回は「遠藤正己(駒師)の出身や学歴のプロフィールに経歴は?寉峯作の駒についても」ということについてお伝えしました。

「逆転人生」では遠藤さんのどんな話を聞くことができるのか楽しみですよね!

最後までお読みいただきありがとうございました